まずは酢酸について
どうせ中国がつよつよなんだけど一応落ちてた記事
市場としては成長動向にあるらしい
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000071640.html
一応、化学に携わってた身としては、テレフタル酸の原料は酢酸ではないのだが笑
テレフタル酸は、パラキシレンを原料に空気によって酢酸溶媒中で触媒を用いて液相酸化して生産されてるはずなので、この手の記事作る系の会社のどっか顧問契約してくれないかな笑
まぁ結局この手の記事読む側もそこまで化学に詳しくない前提なら、需要ないだろうけど
となると、次はパラキシレンについて
パラキシレンも成長動向にあるらしい
PET製造の原料が伸び傾向なのはいわゆるCOVID-19明けだからなのかね
中国が消費と製造を頑張っている模様
続いてはポリエチレンについて
ポリエチレンは市場として飽和してるから成長とかないんだろうな感
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2771
一方でみんな大好きスタバのストローに使われてたポリプロピレン
市場規模がエグいな
それでいてまだ成長している
余談だけど、最近槍玉に上がってるストロー、スプーン、フォークがなんで槍玉に上がってるのかしらべてみた
海洋ゴミの中ではダントツトップを走るのは、煙草の吸殻らしい。初めて知ったが、やっぱタバコ吸うような人は世界的にお里が知れるということですねぇ。ただ、煙草の吸殻が許されてないけど、なんとなーく許されてる感があるのは、おそらくフィルムに使われる酢酸セルロースが生分解性ってところなんじゃないかなと
その後に続くのは、食品包装とプラボトルこの2つはどうにも避けようのない感がある。ただ後者は、水筒で避けれなくもないが、スタバのタンブラー持参みたいな感じで
前者は弁当容器持ち込み割引みたいなビジネスモデルが成立するかどうか
大手の弁当チェーンならできなくもないか
個人的にはこういうポジティブなデフレやインフレなら問題ないと思ってるけど、ネガティブインフレは辛いね
その次がストローの前に槍玉に上がったプラ袋
やはりここは真っ先に対策できるってところがデカかったんだろうな
で、次はプラストローが対策できるだろうと
これも立派なデータ解析の結果なので喜ばしいことだと思う
https://oceanconservancy.org/wp-content/uploads/2018/07/Building-A-Clean-Swell.pdf
しれっと環境問題に話題をすり替えたが、これって市場規模にどれくらい影響があるのかなと、少なくとも日本では大きな変化がありそうだけど、世界的に見ると牽引する中国が環境問題に本気になるまでは成長が続くだろうな