肉眼天文台

食メモとかたまに囲碁とか趣味についての雑記です

グリムガル感想文

僕は、はじめグリムガルの1話をを見て、なんだこのテンポの悪さわ、と思いました。でも、背景がとても綺麗で、音楽もよかったので見ることにしました。あと、声優にみかこしが出てるのでしばらく見ることにしました。

僕はソードアートオンラインみたいなテンポの方が好きなので、グリムガルは何話か見てもゴブリンと戦ってばっかりだったのでとても退屈でした。でも、よく考えたら、自分が世界樹の迷宮みたいなRPGを本気でプレイするときは、ダンジョンの入り口でずっと蝶を倒してキャラを育てたりしているので、自分が地道にやっていることを第三者の視点で見ると、とても退屈に見えるんだということが分かりました。

ただ、マナトが死んだときはとても驚きました。でも、ソードアートオンラインのときは、はじめにリーダーみたいな人が死んだときに泣くくらい悲しかったのに、マナトの時はなぜか悲しいとは思いませんでした。また、世界樹の迷宮をキャラが死んだらそのキャラをリセットする縛りプレイとか面白いかもと思いました。

そのあと、メリーさんが出てきた時は対応がとても冷たくてとても良かったです。僕は特に、唾でもつけとけば?みたいなセリフが好きです。未だにメリーさんと聞くと、キッツい対応の方をイメージしてしまいます。

そのあとも、しばらく退屈な話が続いたけど、最近やっと少し来週がドキドキする展開になって、今は最新話がとても気になります。でも、狼みたいな外見なのに臭いに鈍感なのがすごく気になりました。僕ははじめ、狼が洞窟を牛耳ってるのは、自分達のストロングポイントである嗅覚を活かすために、あるいは、活かすことができたから洞窟を牛耳ってるんだと思っていました。でも、実際は主人公の侵入も音で罠を仕掛けたりしていました。

そこで僕は、いくつかの理由を考えました。
・洞窟を牛耳った先祖は嗅覚が強かったけど、世代交代するごとに嗅覚の必要性がなくなって退化してしまった。
・嗅覚が鈍感だと思ったシーンは、農場と鉄工所の様なところだったので、他の臭いが強くて嗅覚を活かすことができない環境だから音に頼っていただけだった。
・嗅覚は鈍感なわけではなく、侵入者の有無は判断できるけど、その位置までは正確に分からないから、位置を判断するために聴覚を使っている。
・僕が想像している現実世界にいる狼とは外見は似ているが特徴は全くの別物。(誰がいつお前が想像している狼だと言った?)

つまり、グリムガルは何だかんだ悪くない作品だったと思いました。